まず玄関の鍵・


まず玄関の鍵が開く音で目が覚める。
誰かが家の中に入ってきて、部屋をうろついている。
そして私の寝室に入ってくる。
少し目を開けると、そこには父親がいる。
私と父は離れて暮らしているし、合鍵なんて持っていない。
父は、寝室の隣にある私の部屋に向かうと、
テレビを見たりガサガサとCDを取り出したりしている。
私はベッドから動けない。が、音で何をしているのかだいたいわかる。
そして、再び寝室に来ると、ベッドに腰をかけブツブツと何かを言う。
そこで目が覚める。
体を起こすと、後ろで白髪の老婆が「夢で良かったな」と、低い男の声で言う。
そしてまた目を覚ます。
恐ろしくなって布団に潜り込むと、隣の部屋と寝室を繋ぐ廊下で
タタタタタ…と、子供か猫が走り抜ける音が聞こえる。
匿名


まず初めに父親というのはとても威厳や権力を持つ人物です。そんな父親が夢に登場する場合は、それらによる抑圧や不満、反抗心などを表しています。
次に老婆ですがもう死に掛けている老人だと思いますので、依頼者様の体力の低下や病気の前触れとして表れる事が多いです。
そして一番重要な恐怖を感じるということですが、日常生活の恐怖と同じように夢では、頭から離れない不安や焦り、自己嫌悪や劣等感を表し少しナーバスになっている時に良く見る夢です。

つまり全体を見ますと、依頼者様が父親もしくは何かに対してとても不満や反抗心などを抱いていませんか?それにより依頼者様がストレスを感じたり自己嫌悪に陥ってしまっている可能性もあります。良く見るということなので、昔から何かとても気になることを抱えていて完全に解決されていない状態にあるのかもしれません。
依頼者様が冷静に自分自身を見つめ何かあるようでしたら、その部分を完全に解決することによりこの夢は自然と見なくなると思われます。


TOP